http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/20080626/1214458583
コメントにならないコメント-11 (小説が売れるのに法則などないーフィッツジェラルドのThe Great Gatsbyの場合)1 - Comments by Dr Marks
最後のコメントできびしいご指摘。
hardware 屋さんを「重機」なんてとんでもない訳語もありましたね。普通の金物雑貨屋さんのことですよ。ブルドーザーを商っているわけじゃない。
はい、です。でもちょっと言い訳タイムをいただこうかな。
まあオレの知識不足たるところなのですが、これが「雑貨」を意味するのか、「中間材料」を意味するのかわからんのですね、今なお。地金・板金類を扱ってるんじゃないかなあ、という気がしたりもするんですが、そこで「金物」というとちょっと意味合いが変わってくるか?と迷いつつも、そもそも「重機」にした最終的な動機が「よくわからないので、野崎訳とあえてちがう単語を選択してみる」というコピーライトトラップ回避主眼の卑しいしろものだったりもするので、こうして公にダメ出してもらったのはかえってありがたかった感はある。
まあ、「中間材料」としても、「重機」は変だよね~。この件は、以前から気にはなっていたので、先だっての修正時に「金物」に変更しましたが、そこでこの記事に気づいたのでご紹介しておきます、ということで。
んで、もうひとつ。
英語で brother とか sister だと日本語に訳しにくいのです。前後関係から「兄」と想像できることもあります。例えば「祖父の兄」と言っても妥当なことがある。しかし、この訳者は、そうしておきながら「大叔父」と great-uncle を訳してしまっている。それとも、今頃の日本語では「大伯父」と「大叔父」の区別はつけないのでしょうか。
へえええ~。なんて言ってしまうのがまたなお不勉強ではありますが……。そっか、たしかに「伯」は長兄を意味するんでしたっけ。いや、まったくその辺りの意識がなく、ご指摘のとおりオレの中では区別がついてません。なるほどねえ……。
次回の修正時に変更するようにしようかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿