2012/09/06

[ER] 旧がらくた玩具とゲームレビューというもののありようについての自戒

旧サイトで「がらくた玩具」というコーナー名のもとに掲載していたゲームレビューをこのブログに移動していくことにしました。

1998年 - 2000年のコンテンツで、しかもその当時ですら新作を扱っていなかったのでネタとしてはほこりまみれ。なつかしさ満載です。そのまま Not Found の墓場に埋葬してしまおうかと思ったんですが、見に来られる方が月200-300人ほどいらっしゃるようなので、コンテンツ自体は保存しておくことにします。新サイトではなくブログを移動先に選んだのは、新サイトの容量の節約のため。基本容量 20MB までなんですが、『グリーン・ゲイブルズのアン』に1MB以上とられてしまってちょっと不安になったのです……。

ブログ側だと容量は比較的余裕があるんですが、すべてを移動するかどうかはまだ悩んでいて……。『魔女たちの眠り』とか『ディアブロ』とか、あきらかに出来の悪いものはいいかなあと思ったりもするんですけどね。とりあえず、今回再録したのは以下の14件:

アクセス数が多いと思われるもの、資料的な存在意義があると思われるものからピックアップしました。アクセスカウントは実はしていませんので、検索クエリやリファから判断するところですけれど。検索にかかりやすいのは、PC9801時代のゲームのようです。競合する情報がかなり少ないからでしょうね。

『マザー2』について

この中で『マザー2』についてはとくに一言。このレビューについては諸方面から大きな批判をいただきました。もちろん、書いた当初からそういう反応があることはある程度予想していたんですが、2ちゃんねるまで飛び火して掲示板が荒れるとは思わなかったので、まあ、そのあたりいい思い出と教訓でした。

そういうわけで再録を見送ろうかとも思ったんですが、今読み直しても、書いた内容自体は間違っていない思いましたので、あえて選んでいます。

ただ「書いた内容自体は間違っていない」のですが、やはりレビュアーとしての姿勢に間違いがあると言われれば否定のできないところで。うん。フェアじゃないんですよね、このレビュー。『マザー1』はとても好きなゲームだったので、その続編に期待するところがあまりにも大きかった。だから、嫌いな要素が複数入り込んできたときに、軽く流すことができず、そしてラストの「いのる」を目にして、すさまじくがっかりしたわけで。

前作はあんなにすばらしい物語だったのに、と。

だから、オレがすべきことは、初代『マザー』のレビューであって、わざわざ『マザー2』を選んでレビューすべきではなかった。駄目なものに駄目というだけではなんにもならない。そもそもゲームレビューは、楽しさを伝えるべきものじゃないか。という初歩の初歩がわかっていなかった。

面白さを人に伝えるというのはとてもむずかしく、ついつい面白くなさを人に伝えるという、自己満足度の高い行為に走りたくなることが多々あります。やりたくない企画のあら捜し、とかね。でもそんなものを時間をかけて書き上げたって建設的でない。

その反省をこめて、再録することにしました。繰り返しますが、内容的には間違っていると思いませんので、『マザー2』のプレイをオススメはしません。ただ、ぜひ初代『マザー』はプレイしてみて欲しい(機会があれば……)と思います。

今後……?

このコーナーの最終ポストは2002年9月『ファイナルファンタジー10』のレビューでした。その後、レビューできるくらいプレイしたゲームがどれくらいあるだろうかと振り返りますと、どうもあんまり多くない:

  • 戦国無双 [PS2]
  • 真・三国無双4 [PS2]
  • 無双OROCHI [PS2]
  • カルドセプト [PS2]
  • ドラゴンクエスト8 [PS2]
  • ファイナルファンタジー10-2 [PS2]
  • モンスターハンター2 [PS2]
  • モンスターハンターフロンティア [PC]

……これくらいじゃないかなあ。ハードも PS2 と Wii しか持ってないし(つまり、Wii にいたっては持ってるけどやりこんだゲームがないという……)。なので、このブログにゲームレビューが再登場する可能性は低そうです。

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