旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ビアス第三弾。いやあ、やっぱビアスはムズい。話としてはすごくよくできてると思う。ビアスの短編ではいちばん好き。大津栄一郎訳(岩波文庫)を先に読んじゃってるので影響されてるところがあるかも……といいたいところだけれども、影響される以前にオレは原文をちゃんと読めてないので論外でありましょう。だってIIIの終わり、よくわかんないもの。
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ビアス第三弾。いやあ、やっぱビアスはムズい。話としてはすごくよくできてると思う。ビアスの短編ではいちばん好き。大津栄一郎訳(岩波文庫)を先に読んじゃってるので影響されてるところがあるかも……といいたいところだけれども、影響される以前にオレは原文をちゃんと読めてないので論外でありましょう。だってIIIの終わり、よくわかんないもの。
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旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ちょっぴりミステリ風味の小話。大久保康雄訳(新潮文庫)の影響はあるはず。O・ヘンリーもけっこう辛辣な文章の書き手だけど、個人的にはこういう粋な話が好きだなあ。いろいろ他にもやってみたいのがあるけれど、たぶん次は「シャムロック・ジョーンズの冒険」。「『これは妻が、ぼくが忘れたりしないようにとあつらえてくれた結び目 (knot) だ。言わば forget-me-knot だね。forget-me-not と言えば勿忘草だ。勿忘草は flower だ。そう、ぼくが忘れてはならない問題は、つまり flour (小麦粉)のことなんだよ』『すばらしい!』私は賞賛の念を禁じえなかった」っていうやつ、個人的には大ヒット。話が思いっきり逸れてますけど、訳についてはkatoktさんよりお知恵を拝借。感謝。
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旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ビアス第二弾。訳はけっこういい加減なところがあるけど、会話だからまあいいや。第1段落はちょっと変か。話自体はまあまあ面白いけど、あの必然性のない結びには頷けないよなあ。かっこいいにしても。題名は不定冠詞を捨てて普通どおりに訳出。次は「空飛ぶ騎兵」をやりたいね。
某氏よりお知恵を拝借。誰かを深詠みする必要はありません。
旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ごめんなさい、かなり遊んでおります。ロンドンってこれくらいの雑さが似合うかな、という気もするし(ものによるけど)。「影と閃光」が正しい題名ですが、対比な感じをとって「影と光」に。既訳は読んでません。だからこそこれだけ遊べるんだけど。
旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ホームズ。「冒険」からひとつやっておこうと思い、帽子からずらっと推理を並べたてるシーンが訳したくてこれを選択。以前から延原謙訳(新潮文庫)で読んでいるので影響されているところがあるかも。既訳だと題名は「青い紅玉」「青いガーネット」となるのですが、まあ固有名詞とみなしても問題なかろうと考えて「ブルー・カーバンクル」にしております。
武井信光さん、katoktさん、富田倫生さん、BMSさんよりお知恵を拝借。感謝。
後で気付いたけど、これは安部知二訳(創元推理文庫)も読んでるな。
"By Jove!" -- 「ジュピターに誓おう!」とゆーところはですね、普通に誓わせてもいいんですが、A. A. ミルンの「赤い館の秘密」でこの台詞をからかうところがあるんで、もし後から「赤い館の秘密」をやるひとが出てきたととしたら、そのとき分かりやすいであろう、という深慮遠望によるものです。こういう台詞があるんだ、とリマインドした上でエディタなんかで「誓って言おう!」とかに書きかえると吉。
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旧「謝辞:ごめんなさいとありがとう」より再録。
ホームズ。「火事だ!」はインパクトが強いな。というか、このシーンだけのために訳した。以前から延原謙訳(新潮文庫)で読んでいるので影響されているところがあるかも。既訳だと題名は「建築士」とか「建築業者」とかになってるんですけど、後半のホームズの台詞を考慮して「建築家」にしました。
武井信光さん、katoktさん、double crownさん、sogoさん、富田倫生さんよりお知恵を拝借。感謝。typoが多かったですね、これは。
あとで気付いたけど、これは青木日出夫訳(偕成社)も読んでるな。
ところが「typoが多かった」と過去形で括るのは過ちなのでありました。
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偕成社版、上下巻のどっちに入ってたか憶えてない……。