ディレクトリ構成をようやく固め、旧サイトの翻訳関係の各テキストに案内を入れる。とりあえず感たっぷりだけど、移転ステップを1つのぼった。
ディレクトリの構成はいつものことながら悩ましい。いったん作者別に別ディレクトリにしようかと思ったんだけど、やはりメンテナンスの手間が大きすぎるのでボツ。けっきょく、元の構成とあんまり変わってないかもしれない。
そして単純にファイルをコピーするだけにしておけばよいものの、ついつい訳文の手直しを入れてみたりマークアップ構成をいじってみたり、おまけ機能をつけてみたりなんてやっていると、なんだかいつまでたっても終わる気がしない状況に陥るわけで、始めが肝心というのをつくづくと感じる。まあ、今回だいぶん後々のフォローがしやすい形にできたんじゃないかと思いますけれど。
今回特に書いておくべきことは HTML 形式のファイルからえあ草紙へのリンクを作ったこと。テキストビューアはいろいろとあるのだけど、ブラウザベースで動かせるえあ草紙はすばらしいと思う。
ファイルをダウンロードして、ビューアを開いて……という手順をすっとばしてワンクリックで縦書き表示ができるわけだから、ファイルをダウンロードしたその後、どこに保存するかとか、ファイル名をどうするかとかを考えなくてすむ。
未体験の方はぜひその便利さを体験してみてくださいな。とりあえずでよければ、このサイトのトップ3アクセスを誇る『二十年後』でもどうぞ。
移転計画の次のステップは、ネット上から消えてしまっている katokt さんの翻訳を回復するという試み。katokt さんはもうネットで活動されていないようなんだけど、プロジェクト杉田玄白に参加していた以上は自由に使っていいはずだし、まあ、個人的にはそれなりに思い出のあるものが含まれているわけで。
でも相変わらずの非効率主義なので、マークアップにがしがし手を入れてしまうだろう。なにせ Frontpage で作っていらっしゃったようなので、ソースを見るとシンプルにしてやりたくてしかたがない。とりあえず『宝島』で実際に手を動かしてみる。けっこう手間はかかるか。
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