旧 so-net blog から再録。
前回の続き。
青空文庫を利用するという点では、けっこう大きく変わった感がある。ずいぶんと青空文庫のデータを利用するソフトウェア――ビューワが増えているようだ。
とりあえず使ってみたのが PageOne というソフト。以前使用していた t-time とほぼ変わらない表現力を持っているように思う。もっとも t-time の仕様もすっかり忘れているので厳密な比較はできないのだけど。ためしに『グレイト・ギャツビー』を開いてみるとこんな感じ。
アンチエイリアス処理もきれいに入るし、フォントや色なども自由に変えられるのでなかなか使い勝手はよさそう。HTML を理解できるのも評価どころ。
他に気を引かれたのが 「豊平文庫」 という iPhone / iPodTouch 用の青空文庫対応アプリケーション。これまでこの手の携帯端末には興味がなかったのだけど、ちょっと気になる存在に。
ただまあ思いのほか、青空文庫のインターフェイスを肩代わりするようなソフトは見当たらないみたい。まあ、上の 「豊平文庫」はきっとそういうものだと思うのだけど、作家や作品名などでの条件をポンポンと入力したら該当する作品をちゃちゃっとリストアップしてくれてワンクリックでテキストが開くようなソフトって、だれも欲しいとは思わないのかなあ。
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