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2012/09/09

[ER] アクセス解析を眺めながら

青空文庫ではテキスト版へのアクセスがhtml版へのアクセスをはるかに凌駕するという妙な事態が生じているらしい。原因は不明とのことで。

もちろん、人間がふつうのウェブブラウザを使っていきなりテキスト版に大量アクセスしはじめるわけはないので、どっかのアプリケーションなりサービスなり経由のアクセスなんだろうけど、それにしても桁が多すぎ。

機械的なスパムまがいのアクセスかというと、たぶんそうじゃない感じ。1位は夏目漱石『こころ』31,158件に対し、100位の芥川竜之介『芋粥』は1,968件なので、まんべんなく無差別にアクセスしてきたわけではなさそう。

あてずっぽうに近いものがあるけれど、i読書という iPhone 用のアプリが8/15から無料で公開されているのが要因じゃないかと思う。仕様を見るかぎりでは、テキスト版にアクセスしてこざるをえなさそうだし。しかも主要なインデックスはアクセスランキングっぽいので、上位にあるものほどアクセスが増えるだろうし。

自分ちで同じことがおきてるかどうかというと、残念ながらテキスト版へのアクセスは把握していないのでわかりません。上の理屈で行くと、たぶん影響はないだろうと思うけれど。

アクセス解析といえば、実は去年の7月くらいにこっそり Google Analytics で解析するのに必要なコードを主要なページに埋め込んでいて、ざっと一年分くらいのデータがたまってます。アクセス解析はそれまでやっていなかったのだけど、数字として見せられると、本人のいい加減な予測がぜんぜん丸外れの傾向が浮き彫りに。

まずびっくりしたのは、月間1万ページビュー/4000ユーザー前後のアクセスがあったこと。正直、もっとずっと少ないと思ってた。リアル雑誌に掲載された「酒とUOの日々」でも3ヶ月で16,000ヒットくらいだったはずだし、それを考えると、まったく手入れされていないのにこれだけのアクセスが出るというのだから、オンラインゲーム速報というすぐ廃れる情報の発信をやめて今の形に移行した狙いは、ある程度正解だったと言えなくもない。

で、このアクセスがどこから生じているかというのも、まったく予想外というか。ほとんど青空文庫かプロジェクト杉田玄白だろうと思っていたら、7割近くが検索エンジンから直接アクセスしてお見えなのですね。で、青空文庫から 500 ページビューくらい。プロジェクト杉田玄白で 100 ページビューくらい。ここで面白いのは、青空文庫からのアクセスはほぼ1人1ページですが、玄白からのアクセスは複数のページにアクセスする傾向が強いこと。インターフェースのつくりの差だと思われます。

そしてアクセスしてくるコンテンツのランキングがまたびっくり。1位はだいたい毎月『黒の剣のほとんどすべて』がゲットしてしまう。1990年代のゲームですよ? 最近 PlayStation のレトロゲームアーカイブ的なところで買えるみたいだけど、それにしても毎月 1,000 とか 2,000 とかアクセスがあるのは不思議な感じ。

『黒の剣』の次がほぼほぼオー・ヘンリー『二十年後』というのも、少なくとも自分としては予想外。やはりネット上では短い話のほうが好まれるということかもしれません。その次にくるのがビアス『悪魔の辞典』、フィッツジラルド『グレイト・ギャツビー』あたり。この3強、順番はときどき入れ替わりますが、それぞれ800-1,200くらいのアクセスが出ます(html版)。

先月にかぎった話をすれば、オー・ヘンリー『警官と賛美歌』にアクセスが集中し 1,500 とだいたいいつもの5倍くらいのアクセスを稼ぎ、『黒の剣』を抑えて堂々の一位。どうやら学生さんたちの仕業のようで。おなじような経緯か『心と手』も 1,000 弱といつもより多め。じゃあオー・ヘンリー全部かというと、そうでもないのがまた需要の読みづらさというか。

そしてここのところ気になっているのが、モバイル率の上昇ペース。データをとりはじめた去年8月はモバイル端末でのアクセスは23%くらいなんだけど、先月は35%くらいにまで増えている。世の中はどうやらかなりのペースでスマートフォン化が進んでいるらしい。どうも携帯電話というものに興味がわかない身としてはそこに数万円/1回+数千円/月を投入するのはどうも腰が引けるというか……。さすがに、いまだにカメラすらついていない携帯を使っているのはどうかとは思い始めたのだけど、でもたぶんまだまだ様子見を続けそう。

ところで、パブーでやってる例の暴挙ですが、7月末に1件売りがあがっておおいにあわてふためいて以降、売れておりません。いまのところ、あっちの閲覧数は7月下旬からの累計で400くらい。売りがあがったのは本当にうれしくてなんというかかえって申し訳ない気分になりぎみなのだけど、パブーは「印税」が3000円に達しないと引き出せないので、あと1,300円売り上げないと埋蔵金状態。まあ、自分で1,300円の売りを立ててやれば、差額1,700円を引き出せるし、飽きて忘れてしまう前にそうしたほうがよいのだけど、この払い出し金額に達していない額のパブー全体での総計って、それなりに大きいんじゃという気もしなくはない。

2012/05/08

[ER] 翻訳文書移転。

翻訳関係の移転をとりあえず完了。インデックスは思い切って方針を変えてみました。つか、ほんと10年前とはウェブの表現力がぜんぜん違うものだねえ。当時の javascript は class 属性の値を書き換えるとかはできなかったような気がするんだけど。つか、エレメントをオブジェクトとして取得するなんていうやりくち、あったっけ? あまり技術的にはついていけてませんが、とりあえず javascript で作者情報をちょっと動的に。縦長でどこに何があるのか分かりづらい構成が改善できていれば、と思うけど、理想はもうちょっとごにょごにょ。勉強が必要ですね。

やりのこしメモ。

  • 悪魔の辞典
    • インデックスのマークアップがぐちゃぐちゃ!
    • 各ファイルのヘッダにある link 要素のファイル名が正しくなくなってる。
    • 固有名詞からウィキペディアにリンクが出せるとよさそう。スタイルを下線(破線)にするとかして他のリンクと区別するようにはしないといけない。
  • インデックス
    • 表示中の作者名のスタイルを変える。
    • :hover リンクのスタイルは変えてあげるほうがいいか?
    • たぶんファイルサイズがあってない。
    • このブログへのリンクはあったほうがいいかもしれない。
  • 作らなきゃいけない、または、復帰させないといけないページ(たぶん)
    • アクセス解析に関するお知らせ。
    • ライセンスに関するお知らせ。
    • 各翻訳の覚書。
    • 文字コードとかファイル形式とかの補足説明とか。できれば。
    • 趣旨演説とか。気が向けば。
  • 各ファイルの本文の最初に外部 javascript の関数をひとつを埋めてあるのでこんな要素を共有化させてみたい。
    • スタイルを変える機能。縦書きとか。黒字に白文字とか。
    • .txt (zip) へのリンク。
    • このブログへのリンクはあったほうがいいかもしれない。

2012/05/02

WZR-HP-G302H その後

前回、結局修理センター行きとなった WZR-HP-G302H ですが、世の中はゴールデンウィークのはずなのに、はやくも戻ってきました。

修理報告書を見ると基盤故障だそうで、たぶん新品交換っぽい感じ。まあなんにせよ一週間も待たずにもどってきたのはありがたい。あんまり時間が空くと配線の仕方を忘れてしまうので。

それにしてもこのルータ、値段の割に多機能でいろいろとやれることがありそうなのだけど、何せ無線接続するようなデバイスを持ってないし、テレビはネットワーク非対応だし、プリンタはめったに使わないし、ネットワークディスク化するのもそんなに魅力を感じないとなると、まさしく宝の持ち腐れという気もしなくはない。

2012/04/24

インターネットに繋がらない。

とりあえず『黒の剣』までは作業が終わったので次に行こうとしたらインターネットに繋がらなくなってしまう。とりあえずの PC 再起動で復活しないので原因を調べないといけない。インターネットは便利なのだけどどうもこういうメンテナンスがめんどうくさい。

いちばん怪しいのはエラー表示らしいものが出ているバッファロー製無線ルータ WZR-HP-G302H なのでとりあえず再起動をかける。改善せず。初期化する。でも駄目。マニュアルも調べるけど DIAG ランプが赤点灯というエラー表示に関する記述はない。う~ん、インターネットに繋がらないのでマニュアルに載っている以上はトラブルシューティングができない。

他の可能性をつぶすという意味で LAN ケーブルの交換、光回線終端装置 (ONU って略すんだね) の再起動をかけるが改善せず。

次にプロバイダの問題を考えるけれど、メンテナンス情報ってネットにつながないと見れないよね……。と思ってたら BBIQ は音声案内でメンテナンス情報を発信してるらしい。かけてみるけど該当なし。というか、光電話が発信できる以上は回線には問題なしと思うべきか。そこで最後に ONU から有線で PPPoE でつなぐと、これは成功。ということはやっぱりあやしいのはルータである。

と、ここまで調べるのに2時間くらいかかっていてちょっと不手際を自覚しつつ。まあ、この間まで ADSL を使ってた人間なので勉強不足はいかんともしがたい。とりあえずバッファローのホームページを見、Google さんにも聞いてみるけど、これといった情報なし。

で、結局サポートに電話。長~い音声ガイダンスのあと、待つこと10分×3回。ようやく繋がって症状を説明。言われた手順どおりに復旧を試みるけれど、要するに昨日やったことの繰り返しなので、まあ手続きのようなものと割り切ってしたがう内に、わりとあっさり「修理に出してください」という結論をもらう。

2台の PC を同時接続するためにルータを導入していたのだけど、まだ買って3ヶ月もならないのに(製造は2011.11くらいらしい)修理行きというのは、正直なところちょっとがっかり。すべて有線接続で組んでいて、無線親機としての機能をいっさい発揮していないという役不足もいいところの状態だったので、これだったらプロバイダからのレンタルでよかったのかもしれない。

もっとも、Amazon あたりでの評価はけっこう高いようなので、まあ調子のあたりはずれがあるかもという感じなのでしょうね。

2012/04/21

[ER] Notepad++ と Shift_JIS

さっそく『黒の剣のほとんどすべて』から移転を始めた。でも、あれ、Forbidden? http://www1.bbiq.jp/kuronoken/ にアクセスしての Forbidden なのでとりあえず index.htm を index.html に変えてやると解決。どうやら BBIQ のサーバは "index.htm" じゃなくて "index.html" じゃないといけないらしい。どっかに書いといてほしいなあ。

で、Forbidden は解決するのだけど、こんどは文字化け? とりあえず文字コードが Unicode になってしまっているのはブラウザレベルで簡単に確認できたのだけど、ローカルのファイルを Notepad++ で開くとちゃんと Shift_JIS になっているように見える……。代わりに Mery で開いてみると、こっちでは Unicode になる。

ざざっと調べてみると、どうやら Notepad++ と Shift_JIS の相性の悪さが問題らしい。個人的には Notepad++ は使い勝手がよくて好きなんだけど、これはちょっと困る。テキストエディタを選びなおす? でも正直言って、ピンとくるものがないんだよね……。とりあえず、Mery (マイナーだけど、動作が軽快で好きなエディタのひとつ)で文字コードを変えなおすとしよう。どうせ「黒の剣」は更新する予定があまりないのでそんなに問題はない。

2012/04/19

[ER] 移転準備。

so-net をプロバイダとして長年使ってきた。でも引越しとか色々あって最終的に BBIQ に乗り換えることにしたのでホームページを移転する必要が出てきた。とりあえず現コンテンツをそのまま持っていくのだけど、せっかくだから手直ししておきたい部分はいっぱいある。

翻訳まわりについて。もちろん新しいものを書きたいとか、既存のものを見直したいとかいう気持ちはある。でもまずは形を整えてやらなきゃな。とりわけライセンス周りがひどく適当なのでクリエイティブ・コモンズに切り替えてやったほうがスマートなように思う。そんなものがなかった当時とは違うのだから、ここはより一般的な仕組みを利用させてもらうに越したことはない。国際方式でやると『ギャツビー』あたりがややこしいことになるので日本方式。この方式で選べる(+今の許諾条件と互換する)のは CC-BY-2.1 みたいね。CCのアイコンを入れるためにレイアウトを考え直して……ってやっていると結構手間がかかってくるのが嫌になるところ。昔から思うのだけど、ウェブのデザインというのはシンプルにしたいと思えば思うほど難しい。

ところで翻訳まわりについては、1年ほど前からこっそり Google Analytics をしこんであるのだけど、意外なデータがでている。アクセス数のトップが『悪魔の辞典』であることはまあ予想の範囲内として、次点は『二十年後』というのにはちょっと驚いた。このどちらも青空文庫からのリンクがない作品なので、その他の経路で閲覧にきているのだろうけど、どちらも毎月1,000件くらいのアクセス数が出ている。そんなに需要があるのか。その次にくるのは『ギャツビー』で、これもまあ順当なところだと思う。逆に予想と比べて低いのはホームズシリーズらしい。ビアスやウルフがランク外にくるのは、まあ当然か。いずれ、こういった数字もどこかにまとめてあげられたらいいな。

/gomi。もっていくかどうか悩むのだけど、まあとりあえず。今読むとあまり質はよくないなあ。最近はまるでゲームで遊ぶ暇がなかったので新ネタを載せることもできそうにないし、発展性はないのだけどね。

そして、『黒の剣のほとんどすべて』。Analytics のデータで何よりも予想外なのはこのコンテンツの需要の高さだったりする。なんと、いちばんアクセス数のあるページになってしまっている。たしかにこのゲームは攻略本が出てない(はず)なので、攻略情報が欲しければここということになるみたい。まあ、いつまで需要があるのかは正直わからないけれど、これは残しておくべきものなんだろう。

BBSは外す。

/boyaki はこのブログに統合してやれるといいのだけど、さてそうする意味があるのかどうかはちょっとよくわからないところ。個人的には、とても懐かしく読めるのだけど、でもこれは100%まじりっけなしの個人的感傷なわけで一般的にはまず意味のない。analytics は入れてないのでどれくらいのアクセスがあるのかも分からないしね。とりあえず外しといていいかなと思っている。

そうなると、まずは手直しがいらない『黒の剣』からかな。10年振りにがんばってみますか。

2009/09/11

7年を振り返って - PC の移り変わり

旧 so-net blog から再録。

それから、PC も変わった。まあ、 PC-9821 がいまだに現役であるわけもなく、あたりまえだけれども。

いま使っているのはパソコン工房の Built-to-Order 機。現時点で5年弱稼動しているし、そもそも最初の時点で最先端マシンなんかではまったくなかったにしても、まずまず満足のいくパフォーマンスを見せてくれている。

スペックはこんな感じ:

  • OS: Windows XP Professional
  • CPU: Pentium 4 (2.40GHz)
  • RAM: 512MB
  • FDD: 3.5x1 (SD, miniSD 等一体型)
  • CD/DVD: Multidrive x1 (ライティングはCD-Rのみ)
  • HDD:内臓200GB, USB100GB
  • ビデオカード: GeForce 6200 (128.0 MB)
  • サウンドカード: Realtek AC97 Audio
  • ケーシング: ロープロファイル型デスクトップ
  • ディスプレイ: 17' CRT

OS, 外付HDD, ビデオカードは別途購入で、たしか100,000弱だったと思う。1997年に購入した旧PCが 300,000 以上したのを思うと、ずいぶんパソコンも安くなったものだなあ、と思ったわけだけど、もちろん今同じ金額を出せばはるかに良いものが買えるわけで、一時期ほどではないにしても、やはりパソコンの価値の低下速度は、たとえば家電製品なんかと比べるとずいぶん速い。

ただ、買い換えるタイミングを見失って、今使っているものが壊れてからとかになってしまうと失われるデータなんかが出てしまったりするわけで……。かくいうオレも、旧PC死亡によって、失ったデータがけっこうある。メールはもちろん、ホームページのデータも、サーバーになかったものはすべてロスト。古い古いぼやきや、『酒とUOの日々』『終わりなき旅からさめて』のデータはもはやない。他では、やりかけていた翻訳は 旧PCから回収できずに失った。記憶にある限り、こんなラインナップだ:

  • F・スコット・フィッツジェラルド『バビロン再訪』 - (5%)
  • F・スコット・フィッツジェラルド『氷の宮殿』 - (15%)
  • アンソニーホープ『ゼンダ城の虜』後半部分 - (5%)
  • G・K・チェスタトン『青い十字架』 - (10%)
  • G・K・チェスタトン『折れた剣が示すもの』 - (20%)
  • ウィーダ『フランダースの犬』 - (10%)
  • ジャック・ロンドン『野生の呼び声』 - (30%)
  • ジャック・ロンドン『一切れの肉』 - (10%)
  • W3C『XHTML1.0仕様書』 - (20%)

ほとんど短編小説のかじり訳出なのだけど、ただ、ロンドンの中編小説である『野生の呼び声』はけっこう進行していた記憶があり、惜しい。幸いだったのは『ゼンダ城の虜』を途中まで公開してあったことで、これについては損失がかなり抑えられている。

あとは、変愚蛮怒の「自動ピック設定」と「モンスターの思い出」は少々惜しい気もしないではない。

2006/10/17

ぼやき部屋

旧 so-net blog から再録。

をのこもすちようぶろぐなるものを試しにやってみることに。エゴイスティック・ロマンティシストの再開というほどの意気込みもなく正直単なる気まぐれですので、続くかどうかはなんとも言えず。まあ、気が済むまでやってみようかと思います。

ところで、ここ5年ほどネットから離れていたんですが、久しぶりに接続してみてなにより驚いたサイトが Wikipedia。驚いたというか、興奮したというか、すごいものが出てきてるな~と。『悪魔の辞典』の翻訳をやってたころにこれがあったらかなり違う結果になってたかもしれない。固有名詞に対して訳注を入れる代わりに該当のエントリーにリンクをはるだけですむし、よりスマートでより正確なものを作れただろうなあ。とはいえ、いまさらあれに手をつける気力はないけれど……。

まあ、とりあえずしばらくはゲームレビューでも書いたり昔のをコピーしてきたりしてブログの使い方を練習することにしときます。